パリ ~凱旋門とバラ~
神戸市垂水区で陶器に絵付けをしています。
あとりえしおん 潮 逢世(しお おうせ)です。
アートストンギャラリーの青の世界展に出展するにあたり
作家名を考えまして
潮 ⇒ 海の青、青をイメージ
逢世 ⇒ 世界に巡り逢う
という気持ちを込めました。
この作品は
凱旋門、バラ、レース部分など、全てに特殊な盛り絵の具シルーレを使っています。
一級陶磁器絵付け技能士(国家資格)である岸田周子先生を師とし、習得した
シルーレ技法の修了作品として作成した渾身の作品です。
透けるような美しいレース模様、高く盛り上げて表現した、凱旋門やバラ、すべてを特殊盛り絵の具のシルーレで作成しています。
凱旋門の厚みは通常の上絵付では表現できないほど盛ってあります。
華やかなパリの風景を立体的に表現しました。
美しい建造物を表現するには一度の盛り作業や焼成ではシルーレの特性上、完成できないため
何度も焼成を重ね、凱旋門の彫刻部分の細部までこだわりつくした作品です。
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